きれいなグランドハイエース、年式を考えるとオーナー様のご苦労がうかがえますね。

デントリペアのご依頼は助手席ドアのプレスライン上に・・・

この年式になるとパネルの感触も現行車と違い、一度頭と身体ををリセットしてリペアに臨む必要があるかと思います。

この固い部位がへこむ衝撃は相当な入力があったかと、へこんだだけでなくへこみの上部は大きく盛り上がってでっぱりとなり違和感が大盛り。

ポンチングを数回、プッシュも数回繰り返せばパネルの感覚も蘇り後は通常運転。

消去完了、そしてフロントフェンダーにも・・・

フラットな面にポツリ、これはこれで気になります。

思い出の数だけ経過した時間は愛車の劣化も進みますが、違う見方をすれば味わいとなって残っています。それをそのまま残しへこみだけリペアできるのは板金塗装では真似が出来ません。

この令和にこのコンデションは貴重となった個体と言えますね。

末永く大事にされてください、ありがとうございました。