2021年6月23日 |
デントリペア「カローラツーリングワゴン」 |
「ベコン!」そんな音が聞こえてきそうなへこみでございます。 水戸市内の業者様よりお預かりです。場所はルーフパネル、まずはトリム類の脱着から。
まだまだご存じない方が多いこのケース、車の外板パネルは思っているより簡単にへこんでしまいます。 景色の映り込みでもハッキリ分かる大きいへこみは手や肘をついて体重をかけてしまったのではないかと思われます。そして残念な事にへこみに気が付いた時には複数のへこみが出来てしまった後の事が多く、今回もルーフパネル両サイドにへこみが点在。 映り込みだけでなくショップライトで見てみると更に詳細がよく分かります。 ルーフパネルにできたへこみの厄介な点は、天面を横断している裏骨にパネルが押し付けられ広範囲に変形し歪みが生じてしまうケース。仕上がりを優先させるのであれば、へこみの部分だけでなく広範囲を見る必要が出てきます。 それらを踏まえ今回はルーフトリムを外した方がベターと判断しましたが、ルーフのへこみだから必ず外す必要がある訳ではありません。 大切な愛車だから洗車しているはず、が実は痛めていたなんて・・・ 悲劇でしかありませんね。手の届かない所は脚立など利用され、極力ボディには体重をかけないのがよろしいかと思います。 ちょっとした気配りでアクシデントは回避できるかと。カラゴン復活なり~☆
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